2019-10-11 通学路近くの国道で 限界を超えていく 崩れていく身体 自己犠牲で差し出した手を なかったことにはできない一瞬のはずの永遠 後悔するには長すぎる君を救った僕のように 僕を救う誰かはいない体から魂がベリベリと剥がされる感覚 一瞬のはずの永遠 この音は酷すぎる骨も血管も筋繊維も胃も肺も 自分の感覚から乖離していく自分がそこにいたイメージだけを残して 君の代わりにトラックにはねられる僕君の自殺願望を満たすために 代わりに死ぬ僕は 半笑いで暗い目をした君を見ていた眼球に置き去られ